「リニア搬送包装システム」は、Ｂ＆Ｒ社のトラックベーステクノロジー「ACOPOStrak」の特徴を活かし、2種類の包装資材を把持するシャトルを導入。「チャック付パウチ」と「カートン」といった2つの包装工程を一つのループ内で同時に行う事ができる画期的な包装システムです。様々な包装提案を可能にし、省スペース・省コストを実現します。

製品特長
・1ラインの中で同一のシャトルを利用しつつ、反対側で全く異なる包装作業を行えるため、省スペース・省コストを実現します。
・シャトルにはQRコードが刻印されており、走行中にバーコードリーダーで読取りを行うことで、各シャトルの走行距離や稼働状況を操作パネルで確認・管理することができます。
・ループ内を走行するシャトルはサイドレーンから送り出すことができるので、メンテナンス時でも稼働を止める事無くシャトルの交換を行うことができます。

ヒートシール（熱溶着）方式と比べて圧倒的な省エネ性能を誇り、SDGｓに貢献できる「超音波加熱シール式横形ピロー包装機 FUW3400/Bα8」。
「シール技術」を進化させ、従来の横形ピロー包装機に超音波ホーン・アンビルを組み込むことで、超音波振動によるフィルムの溶着を実現しました。

製品特長
・シール部が熱くならず製品やフィルムへの熱影響が少ない
「超音波加熱シール」はシールする瞬間のみ超音波を発生させ、超音波振動によりフィルムをシールするため、シール部が熱くならず、待機状態が多い包装ラインや、チョコレートやキャンディなど、熱に弱い製品の包装に有効である。

・省エネ（従来機と比べ35％の省電力）
従来のヒートシール機と比較すると、消費電力を約35％削減（従来のヒートシール方式との比較：947wh→618wh）することが可能。電源投入後のウォームアップ電力も不要となっており、包材削減と併せてCO2排出削減にも寄与する。

・シール部の製品仕上がりが向上
線シール化により、シール部の製品仕上がりが向上。また、ヒートシール方式では採用が困難であったフィルム（単体フィルム・モノマテリアル対応包材）にも対応可能となっており、SDGsにも貢献。

・カットピッチ短縮でフィルム使用量削減
線シール化によるシール部面積の減少により、カットピッチ－10mm/1袋を実現することが可能になる。これにより、エンドシール幅を短縮し、包装資材コストの削減にも貢献する。

・熱源がないので作業員の火傷リスクが低減
ヒートシール機のような熱源を持たないため、作業員のメンテナンス時における火傷リスクが低減する。

包装工程の一元化を可能にする「Fuji Smart Module」
「Fuji Smart Module」のフレームにピロー包装機の他、他社製機械を組み込むことにより、個包装からケーサまでの包装工程を統一感のあるラインで実現することができます。

製品特徴
・同じ形状のフレームを使用することにより設備の統一感が生まれます。
・ロボット・包装機の組み込みによる省スペース・省人化
制御盤が上部にあるため、メンテナンス時の作業性・清掃性が向上
・大型の透明カバーによる視認性・安全性の向上

人によるダンボール積み付けの重労働をロボット化し省人化、省力化を実現

製品特徴
・2パレットへの積み付けが可能
　片方のパレットへの積み付け完了後にもう片方のパレットへ積み付けを開始する為、ラインを停止させずにパレタイジングを行えます。
　また、2つのラインから流れてくるダンボールをそれぞれ片方ずつのパレットへ積みつけることも可能です。
・安全基準を満たしたロボットハンドを採用
　誤って作業者がロボットに衝突した際にけがのリスクを最小限に抑えるよう、安全面に考慮しています。
・レザースキャン標準装備なので安全フェンス不要で運用可能
　ジック社製nanoScan３を標準設備。範囲を指定することで、ロボット可動域内に人が入った場合に動作を減速または停止させることが可能です。また、安全フェンスを設置してスキャン範囲を限定した運用も可能です。

「FTS1000」は国内での生産、メンテナンス及び部品供給を可能とした純日本製のトレイシール機です。
ユーザー様の生産現場に沿った機械づくり、女性の方でも使いやすい包装ライン、清掃が必要な部分は工具レス対応です。

製品特徴
・純日本製のトレイシール機
　日本でのメンテナンス・部品供給が可能です。
・ユーザー様の生産現場に沿ったこだわりの機械
　供給部カバーは横スライド式、シール部カバーは上下に開閉するシャッター式を採用。
・清掃しやすい、汚れにくい
　清掃が必要なサーマルプリンタの設置高さを低床に設計しました。ストッパ付きコンベヤを採用し、供給コンベヤと各ストッパで汚れ対策、冷凍食品などでも安定搬送が可能です。