検査器メーカーのダックエンジニアリングとのコラボレーションにより、エリアカメラを使用した画像による制御でフィルムの蛇行やピッチずれを同時に自動補正するゲート式自動蛇行ピッチ制御装置。これにより、不良発生を制御し、オペレーターの作業負担を軽減し、ショット数のアップも期待できる。さらに、テンション監視機能を標準装備している。カメラユニットをＣｏｃｏ！センサーに変更することで、製品の全面検査を同時に行うことも可能となる。

シール装置や各種移動機構にモーターを搭載し、生産品種ごとにシールユニットの位置を記憶し選んだ品種の設定位置にシールユニットを自動で移動させるシステム。製袋の段取りをしている間に移動できるため、段取り時間の短縮を可能とする。

製袋中に印字した年月日やロットナンバーを外観検査装置Ｃｏｃｏ！センサーで全面検査しながら読み取り、生産管理するトレーサビリティ×モニタリング装置。読み取ったデータはＡＩを用いてテキストデータとして認識。ログデータを管理し、生産状況の把握、製品の追跡を行うことができる。印字ミスがあれば知らせる。

「Atu²」は、製袋中のシール圧力を計測、圧力・時間・左右バランスを波形で見える化した、世界初のヒーター圧力計測システム。従来、熟練オペレーターの感覚によって調整を行っていたシール圧力を可視化することで、若年オペレーターでも調整できるようになる。
「Thermon」は、サーモグラフィカメラによる熱画像で製袋シール温度（フィルム転写熱）を監視し、異常があれば知らせるフィルム温度監視システム。これにより、シール品質の向上を図ることができる、ロギング機能を搭載。

製袋後の製品に対し集積・帯掛け・箱詰めを全自動で行う装置。
一丁取り・二丁取りの三方袋および三方スタンド袋に対応しており、不良排出やサンプル取りなども自動で行うことができる。二丁取りのスタンド袋は交互に積み重ねて集積する方式も選択できるので製品の崩れを防げる。さらにロボットアームを使用し箱詰めまでを全自動で行うことにより省人化が実現できる。
集積から帯掛けは縦横並びで設置するため、狭い場所でも設置可能。