包装産業ってどんな業界?

包装産業にはたくさんの関わり方
があります!

包装産業は、食品業界、飲料業界、医薬・化粧品業界、日用品業界、アパレル業界、フードサービス業界(ファストフードやデリ
など)、小売業界(スーパーやコンビニ)といった幅広い分野に、
包装製品とサービスを提供している、多様性に富んだ業界です。

そのため、芸術を含めた文系から理系までの皆さんが活躍できる
フィールドが整っています。

原材料の調達 リサイクル 商品企画・デザイン 生産 郵送・流通 消費・使用 資源収集 サーキュラーエコノミーを支える 包装バリューチェンーン

安定、堅実、社会経済に必要不可欠な業界です!

2023年の包装産業出荷金額 6兆6,680億円 1人辺りに置き替えると年間5万円以上の包装を使っている!?
過去5年間の包装産業出荷金額の推移

意外と知らない包装の魅力

包装の機能と役割

01
内容物の保護

内容物の保護

振動・衝撃・圧力、酸化・腐食や微生物、悪戯や誤用などから内容物を保護します。

02
取り扱いの利便性

取り扱いの利便性

開閉する、運ぶ、積む、置く、見分けるなど、動作の利便性を高めます。

03
情報提供と販売促進

情報提供と販売促進

法廷事項の記載や競合品との違いを示すなど、消費者に知らせなければならない情報を提供します。また魅力あるデザインで購買意欲を促進します。

進化する包装~パッケージングトランスフォーメーション(PX)~

PXとは、TOKYO PACK 2024が推奨する以下の4つの要素技術を総称するものです。

環境×包装 イノベーション

環境×包装 イノベーション

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機能×包装 イノベーション

機能×包装 イノベーション

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次世代技術×包装 イノベーション

次世代技術×包装 イノベーション

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印刷・表示技術×包装 イノベーション

印刷・表示技術×包装 イノベーション

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包装の世界が皆さんをお待ちしております

包装産業で働いてみたい、活躍してみたいという学生の皆様向けに
TOKYO PACK 2024に出展している企業のリクルートサイトをご紹介します。
さあ、包装の世界に飛び込んでみよう!

TOKYO PACK 2024では 包装産業の第一線で活躍する多くの企業が出展されます

ここまで読んでいただいて包装産業へ興味をお持ちの方、まだ包装を知らない学生の皆様には、
包装の役割と重要性、社会に対する貢献の大きさ、未来に向けての方向性などについて学ぶ絶好の機会です。
TOKYO PACK 2024では、包装産業の第一線で活躍する多くの企業が出展され、包装の未来に関する最新情報を提供します。

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世界が驚く「環境×包装」
イノベーション

注目テーマ

サーキュラーエコノミー / 持続可能な社会の実現に資する包装技術 / 資源循環に資する包装技術、脱ワンウェイ /
温室ガス抑制(紙化・バイオマス) / 包装の小型化・薄肉化・単純化 / マテリアルリサイクル(モノマテリアル、複合材料分離) /
ケミカルリサイクル / 管理手法としてのブロックチェーン、マスバランスなど

サステナブルな社会の実現には、サーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルを一体的に進める必要があり、その解決策として3Rに加え「Renewable」(再生可能な原料を使用する)の推進が求められています。また同時に、海洋プラスチック問題の解決に資する資源の循環に配慮した設計を加速させ、必要な情報流通の基盤を構築し、動脈側と静脈側の新たな施策によるライフサイクル全体の連携強化も求められています。

世界が驚く「機能×包装」
イノベーション

注目テーマ

食品ロス・ロングライフ / 鮮度・品質保持 / 表面処理 / 加工技術 / 加飾技術 / 設計技術等

国連によると世界の人口は80億人を突破し、世界で生み出される食糧の3分の1は廃棄されているといわれています。増加していく世界人口、そしてSDGsのテーマでもある持続可能な世界を考えた時、限りある食材や食品を無駄なく使うことは、世界共通の課題であり、包装はその食品ロスの削減に大きな役割を果たすことになります。また、包装は使用者にとって使い勝手や五感に訴えかける重要な機能として、よりおいしく、より簡単に、より安全に、より便利に、といったユーザビリティ向上への配慮も求められています。

世界が驚く「次世代技術×包装」
イノベーション

注目テーマ

AI / IoT / ロボティクス / デジタル化 / 設計技術 / 自動化(省力化・省人化) / RFIDなどの導入による技術革新

日本では高齢化社会が進み、生産労働人口の減少が危惧される中、包装や物流の現場でもこれに対応する労働力の確保が深刻化しています。このような背景から昨今ではEコマースの伸展やSKUの増大等による管理コストや作業コスト削減のため、自動化やデジタル化へのニーズに拍車がかかっています。また、消費者の環境意識が高まったことで製品や包装に対し期待する声として、包装の機能を犠牲にすることなく、持続可能なマテリアルで、これら変化する流通環境から適切に製品を保護できる包装を実現できる設計技術の開発も求められています。こうしたニーズに応え、更なる生産性向上を図るためには、次世代技術の導入による技術革新が不可欠です。

世界が驚く「印刷・表示技術×包装」
イノベーション

注目テーマ

最新印刷技術(オンデマンド(デジタル)、オフセット、グラビア、フレキソ、スクリーン等) / インクの技術革新 / 3D技術

包装の重要な役割である「情報伝達」。内容物や取り扱いなどの情報を伝える機能に加え、販売促進、店頭訴求といった役割や、近年、特に軟包装業界で需要が高まる少量多品種生産、フィルムなどの資材ロス・余剰在庫の削減による環境負荷低減へのニーズ、そしてインクによる新しい可能性(表現、機能、環境負荷低減)の実現などにも印刷技術は包装に大きく貢献しております。その一方でラベルレスやUVレーザー印字など、インクやラベルも使わずプラスチックの使用を削減し、よりリサイクル性に優れた表示技術も開発され、容器包装への応用も進んでいます。