絞り加工で任意の形状に成型すると同時に側面をせん断して、プラスチック蓋材に蒸気通気孔を設ける技術で、プレス加工後にはスクラップは発生しません。既存のプレス機で用いることができるため、新たな設備投資を必要としません。

小径穴（Φ0.5）の針形状でプラスチック樹脂を貫通穴加工します。せん断加工構造では無いため、加工時にスクラップが発生せず、プレス精度に依存しない安定した生産が可能になります。

製品の輪郭形状を打ち抜く彫刻刃が製品輪郭形状に沿った打ち抜き溝に入ることで、当て板やキャリアシートを使用しなくても、確実に製品を打ち抜くことが可能となります。彫刻刃の先端が製品以外に触れることが無いため、刃先の摩耗や損傷を低減する効果があります。

切削加工した彫刻刃でプラスチック樹脂を切断加工します。構造がシンプルでユニット化しやすく、プレス精度に依存しない安定した生産が可能となります。

パンチ打抜き簡易金型は、上型、下型のセッティングに必要なものは専用ネジが4本ずつで、プレス環境に合わせて作製した専用アタッチメントを取り付ければ、使用可能となります。上型、下型ともに約1kgと軽量で、女性でも簡単に持ち運び可能です。加工有効範囲は、幅150mm×奥行100mm、受注後最長でも翌々日以内での出荷となります。