フルモデルチェンジしたオンパック縦ピロー充填機シリーズの最新作です。
昨今の食品業界は、HACCP法制化や事業運営効率化により、衛生管理やリスク管理、生産性向上の面で、充填機に求められる要望がより厳しくなっています。これらを考慮し、危険要因のモニタリング機能や、製品への危険物質の混入対策、性能強化や安全性を向上させるため、従来のONPACK充填機を基礎構造から徹底的に見直し、細部から新たに再設計いたしました。サイズ違いの別モデルも近日販売予定です。

パウチは自立可能でディスプレー効果がある新型形状で、Tパウチの易開封機構を兼ね備えた「ダブルガセット」。特徴のある「注ぎ口」形状により「詰め替え用」や「濃縮液」に最適です。
環境保護のため、プラスチック樹脂使用量や廃棄物（廃プラ）削減が世界的に話題になっています。弊社は従来の「スタンディングパウチ」と「Tパウチショット®」の形態を応用し、新たな包装形態と充填機を開発しました。スパウトを必要とせず、樹脂使用量を大幅
に減らすことができ、環境対策としてもすぐれています。従来のスタンディングパウチと比較して、サイズをよりコンパクトに抑えることができ、それにより流通コスト削減や、棚スペース確保にも貢献します。持ち運びしやすい小さなサイズの「濃縮液」（アルミ箔も使用することができます）などの用途にも適しています。
分別いらずで、そのまま廃棄もできます。容量：約100g～700g。

電子レンジ調理に対応した、レンジアップパウチと専用の充填機がアップグレードされました。
昨今、外食中心の食生活が「テイクアウト」や「家食（いえしょく）」にシフトしています。
一方で、外食産業各社は、経営改善や効率化のため、より少ない人数で店舗オペレーションする傾向にあり、ビジネスのやり方は日々変化してきています。
「ヒートレンジャー」は、「チン！して温めるだけ」で調理できるため、「テイクアウト用」や、「厨房」調理のための「業務用包装」としても最適な包装です。
今回、さらに袋の安全性を高め、開封性も改良したパウチをフィルムメーカー様と開発し、より多くのユーザー様の要望に対応するために、新たに充填包装機やセミレト包材等のラインナップを強化しました。用途は、総菜、たれ、スープ、野菜等、大きな具材が入れられることがポイントです。内容量は、約100g-250gです。

昨今の感染防止対策として、総菜食品の包装化が進んでいます。
総菜や瓶詰のような食品においては、以前のような家族皆で箸をつつき合って食べる、といったことも控えなければなければならない状況により、個食化（小分け包装）がすすみ、パウチが瓶等の代替となりつつあります。
固形物や繊維質等を多く含む「きざみ系」食品には、たとえポンプで送ることが可能であっても、「シール噛込みリスク」が高く充填が困難な場合が数多くあります。
弊社は、このような問題に目を付けて、「充填カットノズル」を製品化しました。
この充填カットノズルとは、刃物で、ノズル先端から出てくる小さな固形物を擦切って、同時に液だれを防止するシャッター機構をもちあわせた新しいノズルです。
また、タテピロー包装でありながら、アルミ箔包材を使用して、高温高粘度の食品を間欠充填でき、よりロングライフで流通することができる「アルミ箔仕様」のピロー充填機が完成しました。
大型業務用パウチと、スティックなどの小袋包装の両方に対応することができ、幅広いサイズと製品に対応できるようになります。